【朗報】インボイス制度で得する人の特徴をプロが10分で徹底解説します!

目安時間 21分

こんにちは、節税会計士のタッキーです。

本日は「インボイス制度で得する人の特徴」

についてお話します。

 

【インボイス制度】【損するって聞いた】【どういうこと?】

インボイス制度で

フリーランスや個人事業主が損するって聞いたけど

 

そももそもインボイス制度って何?

損するってどういうこと?

 

と疑問に思っている方も多いと思います。

 

【インボイス制度を気にしなくて済む人、
むしろチャンスに変えられる人の特徴がわかります】

 

この動画を見ると

・インボイス制度を気にしなくて済む人や、

・インボイス制度をむしろチャンスに変えられる人はどんな人か、

 

が分かるようになります。

 

 

【非常識なことが出来る人】

 

初めにインボイス制度でどんな人が得を出来るかですが、

非常識なことが出来る人が得をします。

 

どんな非常識な行動が出来るかについては

動画内でお話していますので、ぜひ最後までご覧下さい。

 

 

 

【チャンネル登録のお願い】

 

このチャンネルではアニメーションで

ビジネスや税金に関する話をしています。

 

ビジネスや税金でちょっと得する情報を解説しているので、

ぜひチャンネル登録をよろしくおねがいします。

 

【2、消費税の計算方法】

【インボイス制度の前に】

 

インボイス制度は消費税に関する制度です。

 

なのでインボイス制度について説明する前に、

まずは消費税について簡単に説明していきます。

 

消費税を、みなさんはお店で商品を購入するときに支払っていますよね?

この支払った消費税は、どのようにして税務署に支払われていくのでしょうか。

 

【消費税は間接税】

 

消費税は間接税といって、消費税を負担するのは消費者ですが、

それを納めるのは事業、ビジネスを行なっている事業者です。

 

【預かった消費税:1000円】

 

事業者は商品を売った時に、消費者から消費税を預かっています。

例えば税込み11000円の商品を販売した場合は、

 

事業者にとっての売上は10000円だけで、

残りの1000円は売上ではなく

あとで納めるべき消費税を一時的に預かっていることになります。

 

このことを会計の世界の言葉では「仮受消費税」といいます。

 

【支払った消費税:700円】

 

1、この商品を仕入先から仕入れた時は、

税込み7700円で仕入れていたとします。

 

その場合純粋な仕入は7000円で、

残りの700円は仕入ではなく、消費税の負担分となります。

 

この700円のことを会計の世界では「仮払消費税」と言います。

 

【差額(納める消費税):300円】

 

2、そして納める消費税は、

商品を売り上げた時に預かった消費税1000円から

 

商品を仕入れる時に支払った消費税である700円を差し引いた

300円が納めるべき消費税になります。

 

【3、消費税の計算方法】※図解

 

これを図で表すとこのようになります。

 

まず商品を11000円で販売した場合は、

売上の金額は10000円で、預かった消費税が1000円となります。

 

しかしそのまま1000円が、納付すべき消費税となる訳ではありません。

事業者は仕入を行なったりするさいに既に支払っている消費税があるからです。

 

例えば先ほどの商品を、税込みで7700円で仕入れていた場合、

仕入の金額は7000円で、消費税700円を支払っていることになります。

 

今回のケースだと、

 

この預かった消費税1000円から、

先に支払った消費税700円を差し引いた

300円が納める消費税の金額となります。

 

【4、課税事業者の判定】

【小規模な事業者は体力が少ない】

 

次に課税事業者の判定についてお話します。

消費税は全ての事業者が納めなければいけない訳ではありません。

 

フリーランスや個人事業主、零細企業などは

大企業と違い経営するための体力が少ないです。

 

そのため消費税の導入時にいきなり消費税が発生すると

フリーランスなどの零細事業主の経営に、

大きな影響を与える恐れがありました。

 

【小規模な事業者は免除】

 

そこで消費税の導入時に影響が出ないように、

一定の条件を満たした事業主については、

消費税の納税が免除されています。

 

この消費税の納税が免除されている事業者を

免税事業者といいます。

 

逆に消費税の納税を行う事業者のことは

課税事業者といいます。

 

【前々年に1000万年超】

 

この免税事業者になるか、課税事業者になるかは

色々な複雑な条件などがあったりするのですが、

 

かなり大雑把に言ってしまうと、

前々年(2年前)の売上高が1000万円を超えると、

消費税の納税が必要になります。

 

【ボーナスステージ】

 

この影響はとても大きいです。

免税事業者は課税事業者と比べた場合、

とても有利なボーナスステージでビジネスをしているようなものです。

 

例えば商品やサービスを

11000円で販売している場合を考えてみます。

 

【免税事業者は実質全て売上】

 

免税事業者の場合、

11000円のうち1000円は預かった消費税ですが、

それを税務署に納める必要はないので実質は全て売上となります。

つまり11000円の全てが利益となって手元に残ります。

 

一方課税事業者の場合はどうでしょうか?

11000円で売り上げたとしても、

そのうちの1000円はあくまで預かった消費税で

売上ではありません。

 

免税事業者はこの1000円の違いで利益を増やすことも出来ますし、

値段を下げて価格で勝負することも出来ます。

 

免税事業者の間はこの有利なボーナスステージで、

ビジネスの戦場を戦うことができるのです。

 

【5、インボイス制度とは】

【2023年3月開始】

 

ここまで消費税について色々とお話しました。

インボイス制度は、この消費税に関連する制度です。

 

制度の開始は2023年の3月からが予定されています。

 

【適格請求書】

 

インボイスとは日本語で請求書のことで、

インボイス制度のもとでは

「適格請求書」という請求書を発行することになります。

 

【登録制】

 

適格請求書を発行するためには登録を行う必要があり、

 

【課税事業者のみ】

 

登録を行えるのは課税事業者のみです。

免税事業者は適格請求書を発行することは出来ません。

 

【6、適格請求書を発行しないと】

【消費税を支払ったと認められない】

 

インボイス制度が始まると、

適格請求書以外の請求書では、

消費税を支払ったということが認められません。

 

【計算具体例を図で説明】

 

具体例を先程の図を見ながらお話します。

先程の例では

商品を11000円で売り上げたときに、

消費税1000円を預かっていました。

 

そしてその商品を7700円で仕入れた際に、

700円の消費税を事前に支払っていました。

 

そのため納めるべき消費税は

1000円から700円を差し引いた300円でした。

 

しかし、インボイス制度が始まると、

この700円の支払いは「適格請求書」でないと認められません。

 

適格請求書以外の請求書の場合だと、

7700円で商品の仕入を行なっていたとしても、

700円の消費税の支払いが認められません。

 

つまり預かった消費税1000円から700円を差し引くことが出来ず、

1000円がそのまま納めるべき消費税の金額となります。

 

【消費税の負担が増える】

 

このように適格請求書が発行されない場合、

支払いを行う側の

消費税の負担が増えることになってしまいます。

 

【7、支払側の気持ちの変化】

【適格請求書を手に入れたい】

 

インボイス制度が始まると、

 

当然支払う側も出来る限り

適格請求書を入手したいと考えるようになります。

 

【納税額が増えるから】

 

適格請求書でない請求書しか入手できないと、

先程のお話のように、消費税の納税額が増えてしまうからです。

 

【免税事業者ではなく、課税事業者と取引したい】

 

ここで適格請求書を発行できるのは課税事業者のみで、

免税事業者は適格請求書を発行することは出来ませんでした。

 

このような状況だと

免税事業者ではなく出来るだけ課税事業者と取引したい、

という事業主が現れてくるのも自然な流れだと思います。

 

【免税事業者は仕事が減る可能性も】

 

つまり、インボイス制度が始まると、

免税事業者は仕事が減ったり、

 

インボイス制度を理由に

値下げ要求をされるようになることが考えられます。

 

【気にしなくていい人】

 

ここでまずは最初に、

インボイス制度が始まっても損をしない人、

つまり気にしなくてもいい人について

お話します。

【課税事業者】
まずそもそも課税事業者は

既に消費税を納めているので、

インボイス制度で損するかは

気にしなくても問題ありません。

 

【お客さん】が商売をしていない】

 

次にお客さんが商売をしていない場合も、

気にしなくて大丈夫です。

 

お客さんが商売をしていなければ、

消費税の申告も行いませんので、

影響はありません。

 

【お客さん】が簡易課税事業者】

 

次にお客さんが

簡易課税事業者の場合も影響はありません。

 

【売上で消費税が決まる】

 

簡易課税事業者は仕入の金額に関係なく、

売上の金額によって自動的に消費税が決まるので、

あなたが課税事業者でも免税事業者でも

影響はないからです。

 

【規模が小さい】

 

取引先の売上規模が小さく、

 

【経費がかからない】

 

あまり経費のかからない商売をしている場合、

簡易課税事業者の可能性が高くなります。

 

【知識が武器の仕事】

 

例えば知識を武器にしている、

コーチやコンサルタント、

人を雇っていない税理士や会計士などだと、

該当している人も多いです。

 

【得をする人】

 

次にインボイス制度で得する人について

お話をしていきます。

 

【実は売上1000万円以下でも、課税事業者がいい人】

 

実は売上が1000万円以下でも、

免税事業者にとどまらずに、

 

あえて課税事業者を選択した方がいい場合もあります。

 

【還付の可能性がある】

 

具体的には消費税の申告をすることによって、

消費税の還付を受けることが可能な場合です。

 

【高額の先行投資】

 

例えば高額の先行投資を初年度に行うが

最初の数年はほとんど売上があがらないケースの場合。

 

この場合、あえて初年度から課税事業者となって確定申告をすると

消費税を納めるのではなく、納めすぎた税金が返ってきます。

 

【輸出業】

 

次に輸出業を行っている場合です。

消費税は国内の取引にかかる税金のため、

海外での売上には消費税がかかりません。

 

しかし国内で商品を仕入れる時に消費税を支払っています。

この場合、あえて課税事業者になって確定申告を行うことで

消費税の還付を受けることができます。

 

【非常識なことが出来る人】

 

最後に非常識なことが出来る人は、

インボイス制度の逆境をチャンスに変えれる。

という話をしたいと思います。

 

【殿様セールス】

 

殿様セールスって聞いたことありますか??

殿様セールスとは簡単に言ってしまえば、

 

買いたくない人は買わなくていいよ、

ぜひ買いたい!と言ってくれる人にだけ

サービスを売っていこうというセールスです。

 

【非常識な成功法則、成功者の告白】本の紹介

 

殿様セールスについては、

これらの本の中で紹介されているので、

興味のある方は見てみてください。

 

【値切ってくる客と付き合いたいですか?】

 

あなたは消費税分の金額を値切るようなお客さんと

付き合いを続けていきたいですか?

 

せっかく独立起業してお客さんも選べる自由を手に入れたのに

僕はそんなお客さんとは付き合いたくないです。

 

でもお客さんを選別してたら、

いつか売上がなくなってしまうのでは?

 

そうならないために必要なのが

 

【見込み客が集まる仕組み】

 

見込み客が集まる仕組みです。

 

あなたの前にお客さんが並ぶ仕組みを作れば、

自分の商品を本当に欲しい人に対してだけ

商売をしていくことが出来るようになります。

 

【SNSで情報発信】

 

例えばYou TubeやTwitterなどのSNSで情報発信したり、

 

【ウェブ広告】

 

ウェブ広告を使うのも一つの手です。

 

僕自身も実際にYou Tubeへの動画アップをしていますし、

フェイスブックやグーグルで広告を出したりもしています。

 

【メール等で繋がりを続ける】

 

そして一度興味を持ってくれた人に、

メルマガなどで繋がりを保てる体制が整えれば、

 

自分自身に興味を持ってくれた人が

お客さんになってくれる仕組みを作れます。

 

お客さんが自分自身を必要としてくれて、

気持ちよく商売が出来るのが理想ですよね。

 

インボイス制度の影響を受けそうな人も、

ぜひこの逆境を新しいことを始める

チャンスとして欲しいと思います。

 

【まとめ】

 

それでは本日のまとめです。

本日はまず消費税について簡単に解説し、

 

【インボイス制度】

 

インボイス制度についてお話しました。

 

まずはインボイス制度が始まっても

影響がない事業主について話しました。

具体的には

 

【お客さん】が商売をしていない】

 

お客さんが商売をしていない場合は、

インボイス制度は関係ありません。

また

 

【お客さん】が簡易課税事業者】

 

お客さんが簡易課税事業者の場合も

インボイス制度は気にしないで大丈夫です。

 

さらに免税事業者でも

あえて課税事業者になった方が良いケースも

お話しました。

 

【高額の先行投資】

 

たとえば高額の先行投資をする場合や、

 

【輸出業】

 

輸出業の場合は、

支払っている消費税の方が大きいので、

 

課税事業者になることによって

消費税の還付を受けることができます。

 

最後にインボイス制度をむしろチャンスに変えられる人として、

 

【殿様セールス】

 

殿様セールスが出来る人を紹介しました。

 

殿様セールスは従来のお願いして買ってもらうセールスと比べると、

非常識な営業方法かもしれませんが、

 

せっかく一念発起して起業した

個人事業主やフリーランスの方には、

ぜひ気持ちよく仕事をしてもらいたいなと思っています。

 

 

今回の動画は以上になります。

役に立ったよ!面白かった!という方は、

 

ぜひ、いいね、コメント、チャンネル登録を

宜しくお願い致します。

 

今回も最後までご視聴頂き、ありがとうございました!

 

 

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プロフィール

節税会計士タッキー

公認会計士・税理士

節税会計士タッキー

大学在学中に公認会計士2次試験に合格。 BIG4と呼ばれる日本で最大手の監査法人に3年間勤務。 独立後はプログラミングを独学で勉強し、 ヤフー・アマゾン・楽天の商品の価格を比較する、 価格比較サイトを約10年にわたり運営。 現在では 「会計士・税理士としての会計税務の知識」と 「価格比較サイトを立ち上げ、 個人事業主と法人の両方で事業を行った経験」 をもとに、 父の会計事務所でも働きながら、 主に以下の事業を行っている。 ・税務コンサルティング ・社会保険料コンサルティング ・ウェブ集客コンサルティング 趣味は、ピアノ、筋トレ、プログラミング、短眠。 6歳年上の妻、小学生の娘、息子がいる。

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