※この投稿は2020年6月10日にメルマガで配信した内容を投稿したものです。
いきなり結論ですが、
【持続化給付金をもらうと税務調査に入られるのか?】
そんなことはないです!
通常、税務調査には狙われやすいパターンがあり、
パターンに当てはまると税務調査が来やすいといった事実があります。
例えば、
・増収減益である
・増収減益以外でも、会社の業績が大きく変動した時。
・同業種の利益率等と比較して大きな差がある場合
・前回の税務調査から期間が空いている
・繰越欠損金がなくなったタイミング
・社会的に注目されている
・密告などがあった
などなど・・・。
但し、今はコロナ特有の状況なので、
税務調査に入られやすいパターンに該当しなくても、
税務調査が入る可能性があがることがあります。
今はコロナの影響でかなりの業種が減収減益しており、
売上が増える事業者、黒字の事業者はかなり減ることが想定されます。
普段の税務調査は、
・売上が増えたり、
・ある程度の規模以上の黒字の事業者
が対象となりやすいです。
しかし、コロナの影響でそのような
対象となる事業者は激減しています。
そうすると普段は税務調査の対象としないような
売上規模だったとしても、
「一応黒字だから調査に行くか」となり
今まで調査が来なかった事業者に、
税務調査がくるきっかけとなる可能性があります。
コロナの影響の中でも売上を増やしたり、
黒字に出来ることは素晴らしいことです。
ですが、
【今期黒字や増収になりそうな方】は、
税務調査で足をすくわれないように、
税務調査がくる可能性があがることを、
念頭においておくとよいと思います。
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【編集後記】
先週は出張でバタバタでしたが、
なんとか持続化補助金の申請に間に合いました。
次回の募集では、個人事業の方でも、
持続化補助金の申請をする予定です。
次回の募集では倍率が高くなり、
採択率が下がる可能性があります。
なので採択してもらいやすくするために、
「経営力向上計画の作成」など、
いくつかの方法を実行しようと思っています^^
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公認会計士・税理士
節税会計士タッキー
大学在学中に公認会計士2次試験に合格。 BIG4と呼ばれる日本で最大手の監査法人に3年間勤務。 独立後はプログラミングを独学で勉強し、 ヤフー・アマゾン・楽天の商品の価格を比較する、 価格比較サイトを約10年にわたり運営。 現在では 「会計士・税理士としての会計税務の知識」と 「価格比較サイトを立ち上げ、 個人事業主と法人の両方で事業を行った経験」 をもとに、 父の会計事務所でも働きながら、 主に以下の事業を行っている。 ・税務コンサルティング ・社会保険料コンサルティング ・ウェブ集客コンサルティング 趣味は、ピアノ、筋トレ、プログラミング、短眠。 6歳年上の妻、小学生の娘、息子がいる。
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