節税

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※この投稿は２０２０年１２月１２日にメルマガで配信した内容です。

 

先日、会計士の受験生時代の友達と、
電話で話しました、、、

 

続きは編集後記で！

 

【大御所の先生が節税を提案しない理由】

 

最近、何件か続けて、

 

「うちの先生は節税を提案してくれない！」
「どうやったら節税を提案してくれるのか？」

 

というような相談を受けました。

 

この相談を受けた事例に共通するのが、
税理士の先生が70歳オーバーで
高齢であるということです。

 

このような大御所の先生の場合、
節税を提案してくれない
（提案しにくい）理由が大きく
２つあります。

 

【１、勉強するのが体力的につらい】

 

いくら顧問の先生が元気だったとしても、
さすがに２０代や３０代と同じことは
出来ません。

 

若い頃は寝る間を惜しんで
勉強する元気があったとしても、
歳を取るとそうはいきません。

 

日中忙しく仕事をしていると、
空いた時間は体を休めないと仕事が出来ず、

 

なかなか新しいことを勉強する時間を
とることが難しかったりします。

 

そうなると新しい節税方法について
勉強する時間をとることも出来ず、
なかなか提案が出来なかったりします。

 

【２、顧問先が多いと提案しにくい】

 

実は節税方法を知っているのに、
提案しにくい理由もあります。

 

長年税理士業を続けていると、
当然抱えるクライアント数も、
駆け出しの先生よりも多くなります。

 

ここで問題となるのが、
クライアントが増えれば増えるほど、
節税提案がしにくくなる、

 

といった事情です。

 

世の中に１００％と
いうものは少ないように、

 

節税の話もグレーゾーン（※）の話が
非常に多いです。

 

※グレーゾーン
経営者と税務当局で
見解の相違が生じたりするもの

 

ここで攻めた節税を提案し、
クライアントに調査が入ると、
税務調査で否認される可能性があります。

 

すると、どうなると思いますか？

 

税務署は以下のように考えます。

 

「他のクライアントも同じことしてそう」
「他のクライアントも調べたら、
たくさん税金とれるのでは？」

 

こうして、
他のクライアントにもまとめて税務調査が入る、
なんてことがあったりするのです。

 

こんなことがあると、
節税を提案したクライアントだけでなく、

 

他のクライアントにも
迷惑をかけてしまうことになります。

 

そのため大御所の税理士先生や、
若くてもクライアントの多い税理士先生の場合、

 

節税策を知っていたとしても、
提案しにくいといった事情があります＾＾；

 

もちろんクライアント数が多い先生や、
大御所の先生の場合、

 

他のクライアントの景気動向などを聞きやすい、
などのメリットはあります。

 

新しく税理士の先生を探す場合や、
税理士の先生の交代を考えている場合、

 

自分が何を求めて税理士の先生を探すのか？

 

今回の話を頭の片隅に入れて、
探してみて下さいね＾＾

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【編集後記】

 

昨日会計士受験生時代の先輩（K先輩）と、
電話で話をしました。

 

K先輩は
東南アジアのある国と日本で、
コンサル活動をされています。

 

現在、ある日本企業が
海外の企業を買収する。

 

といった

企業買収案件に関わっており、

 

大きな売上が立ちそうなので、
日本法人を立ち上げたとのことでした。

 

そして海外からコンサルフィー
が発生するので、

 

気をつけないといけないポイントを
調べて教えて欲しいとのことでした。

 

スポットで依頼を
受注することになったのですが、

 

昔からの付き合いの仲間が、
新しいフィールドで活躍している話を聞くと、
こちらの気分まで高まります＾＾

 

【編集後記の編集後記】

 

実はK先輩とは10年以上、
連絡をとっていなかったのですが

 

Facebookを見て連絡をしてくれ、
今回のお話しに繋がりました。

 

Facebookでは仕事よりも
子供に関する投稿が多いですが、

 

こうしてお仕事につながったり、
昔の友人と久しぶりに交流できたりすると、
とても嬉しいですよね＾＾

 

 

このメールへの感想・ご要望・ご質問はこのメールにご返信下さい。
（税金の個別のご質問については、こちらからは基本的にはお応えできかねますのでご了承ください。）

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